ブライダルチェック(自費診療)
将来、安心して妊娠や出産を
迎えられるように
ブライダルチェックとは、結婚前の健康診断として実施する方が増えており、将来妊娠や出産を希望するご夫婦のための検診です。
いざ妊娠しようと思ったときに、子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣腫瘍などの疾患や性病感染などが見つかると、妊娠や分娩の妨げになる可能性があります。そういった要素を事前に診断し、治療することで、妊娠に向けて準備をすることができます。ご結婚予定の方や妊娠を希望されている方に受診をお勧めします。
男性も始めましょう!
ブライダルチェック
最近では、男性もブライダルチェックを受ける方が増えてきています。ブライダルチェックといえば以前は女性が受ける検査というイメージが強かったかもしれませんが、結婚を考えている男性や妊活を始めた男性もご夫婦で一緒に検査を受けることで、将来の安心した妊娠を迎えることができます。
男性のブライダルチェックは、目的によって検査項目が異なり不妊のリスク検査もあれば、性病感染の検査などもあり、一人ひとりに適したプランをご用意しています。
このような方におすすめです
- 将来的に出産を望んでいる方
- 妊娠できるか不安な方
- すぐに赤ちゃんがほしい方
- 女性特有の疾患について幅広く検査したい方
- 婦人科検診全般の検査を受けたい方
- 性感染症が気になる方
- 妊娠しにくくなってしまう病気のリスクを減らしたい方 など
ブライダルチェックの流れ
Step1
医師による
問診
Step2
診察/検査
(血液・尿・分泌
物の検査)
Step3
次回来院の
ご予約
Step4
検査結果の
ご説明
検診内容
基本検査
◆問診/血圧測定/身長体重計測/尿検査
専門医による診察を行い基本的な検査を行います。
◆超音波検査(エコー検査)
子宮や卵巣の状態(子宮と卵巣の大きさや形、位置、癒着などの異常がないか)を診て、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣のう腫など妊娠に影響がある病気がないか調べます。
◆子宮頸がん検診
性経験のある人が対象の検査です。子宮の入り口にあたる子宮頚部を、綿棒やブラシなどの器具でこすって粘膜細胞を採取します。子宮頸がんの危険性をチェックします。
◆性感染症チェック(クラミジア、淋菌、トリコモナス等)
クラミジア:クラミジアに感染していると不妊や子宮外妊娠の原因となります。赤ちゃんが産道で感染すると結膜炎、咽頭炎などになる可能性があります。
淋菌:赤ちゃんが産道で感染すると結膜炎、敗血症、髄膜炎などになる可能性があります。
トリコモナス:トリコモナスに感染していると、流産や早産、前期破水になる可能性があります。
性病に感染していないかを確認し、不妊のリスクを軽減します。
◆風疹抗体価(血液検査)
風疹の抗体を持っているかチェックします。妊娠初期に風疹に感染すると、流早産を起こすことがあります。また、胎児に難聴や心臓の疾患などを引き起こします。抗体が低い場合には、妊娠前にワクチンを接種することをお勧めします。
◆甲状腺ホルモン検査(血液検査)
全身の代謝を促す甲状腺ホルモンの検査です。甲状腺ホルモンの異常は、不妊症や流早産、妊娠高血圧症候群などを引き起こすことがあります。
女性のブライダルチェック
(基本検査)
問診/血圧測定/身長体重計測/尿検査/内診、エコー検査/子宮頸がん検診/
性感染症チェック(クラミジア、淋菌、トリコモナス等)/風疹抗体価/甲状腺ホルモン検査
税込 24,500円
オプション検査
◆梅毒検査
梅毒とは、性病の一種で感染すると性器や全身の皮膚にデキモノができるのが特徴です。胎盤を通して母子感染すると、流産、早産、発育不全を起こす可能性がありますので、妊娠前にリスクを軽減しましょう。
◆肝炎検査(B型肝炎、C型肝炎)
ウィルス感染による肝炎です。母子感染の可能性があり、赤ちゃんへの感染の予防が必要になります。
◆HIV検査
HIVはエイズとも呼ばれ、感染すると免疫機能が破壊され病気になりやすくなります。重い感染症や悪性腫瘍にかかると、命の危険がある病気です。母子感染を防ぐために治療が必要になります。
◆トキソプラズマ抗体検査
トキソプラズマとは、猫を主としてヒトや家畜に寄生する寄生虫です。何らかの経路で感染してしまった場合、リンパ節腫脹や全身倦怠感、発熱、頭痛などの症状が現れます。基本的には重症化せずに自然治癒することが多いのですが、妊娠中にお母さんが感染すると赤ちゃんに移行してしまう場合があるため、注意が必要です。
◆HTLV-1(ヒトT細胞白血病1型ウィルス)抗体検査
血液中の白血球の一つであるTリンパ球に感染して細胞を悪性化(がん化)し、血液のがんの一種を発症させるウイルスです。HTLV-1は発症するまでは無症状で、赤い発疹ができる、リンパ節が腫れるという初期症状があります。性交渉や母乳により感染します。母子感染の可能性があり、赤ちゃんへの感染の予防が必要になります。
◆AMH検査(卵巣予備能検査)
卵巣に残された卵子の数の目安です。(卵巣予備能)どれくらい卵子が残っているのかは個人差があるので、年齢だけでなく、卵巣予備能を参考にして計画を立てることができます。
◆精液検査
精液検査とは、精子の量や濃度、運動量、運動の質などを正確に診断できる検査で、妊娠能力を知ることができます。異常がある場合には、泌尿器科に検査を勧めることもあります。
◆風疹抗体価
風疹は風疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、主な症状は発熱と同時に発疹(吹き出物や水疱)が全身に現れます。風疹ウイルスの免疫を血液検査で調べることで、妊娠初期に胎児に感染する可能性を調べます。免疫がない場合には、ワクチンを接種します。
女性のブライダルチェック
(オプション検査)
梅毒検査 | 1,000円 |
---|---|
肝炎検査(B型肝炎+C型肝炎) | 5,000円 |
HIV検査 | 3,000円 |
トキソプラズマ抗体検査 | 5,000円 |
HTLV-1(ヒトT細胞白血病1型ウイルス)抗体検査 | 2,500円 |
AMH検査 | 6,000円 |
男性のメンズブライダルチェック
(オプション検査)
性感染症チェック(尿検査)(クラミジア、淋菌、トリコモナス等) | 7,500円 |
---|---|
精液検査 | 4,000円 |
風疹抗体価検査 | 2,000円 |
梅毒検査 | 1,000円 |
肝炎検査(B型肝炎+C型肝炎) | 5,000円 |
HIV検査 | 3,000円 |
ブライダルチェックのQA
いつ頃ブライダルチェックを受けるべきですか?
妊娠を希望されている方なら、早めに受診されるのをおすすめします。結婚に関わらず、疾患を早期発見できれば、妊娠や出産を妨げる何かしらの病気があったとしても治療を早く始めることができ、不妊のリスクを軽減することができます。
ブライダルチェックのメリットは何ですか?
ブライダルチェックは、妊娠・出産を重視した検査項目がいくつも含まれているので、妊娠や出産に影響を与えるような疾患も早期発見・早期治療ができます。結婚前に疾患を発見し治療することで、いざ妊娠した時に安心して出産に臨むことができます。
ブライダルチェックの注意点を教えてください。
生理中の検査はお控えください。また、検査のため脱ぎやすい服でお越しください。
服用している薬があっても検査は可能ですか?
問診を行ってから決定しますが、基本的には受けていただけます。
診察される際に、お薬手帳をお持ちください。
検査結果を電話で教えてもらうことは可能ですか?
個人情報保護のため、原則お電話での検査結果報告は行っておりません。ご本人にご来院いただき、しっかりと時間を確保して直接お伝えさせていただきます。